以前、ある企業の新卒学生採用担当をしていた頃の経験で書かせていただくと、出さないよりは出したほうがマシということです。
多くの学生の採点をしていると、誰が誰だかわからなくなってしまいます。
そこで、お礼状を出してくる学生がいれば、とりあえず、印象はよくなります。
ただ、直接、試験や面接の採点で評価はされませんので、効果絶大というわけではないのです。
でも、わざわざ、お礼状を出してくるような学生は、もともと、お礼状をもらわなくても、採点結果がよかったというケースが多かったですけどね。
あくまで、これは、私の経験です。
お礼状を出したおかげで、採用されたというケースもあるようです。
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★お礼状の書き方のポイント
- 先日、面接をしてもらったときの感謝を意を伝えるため、なるべく早く出す
- 業界の知識などを勉強し、さりげなく、自分の強みをアピールする
- 基本的な手紙のルールは守る
就職活動中の学生は、手紙を書きなれていない人が多いせいか、おかしな文章をかいているケースが多かったです。
効果的な礼状をどう書けばよいのか、情報交換されている掲示板があるのでそちらを参考にしてください。
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★お礼状の例文
平成○年○月○日
○○○株式会社 人事部 ○○○様
面接の御礼
拝啓
貴社におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
先日は、面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。私にとって、興味深いお話を、今回の面接で頂戴できたことを感謝します。特に、○○様にご教示いただきました、医療業界の現状と今後の展望のお話しは、大変勉強になりました。
-中略-
今後、一日も早く、御社の一員として活躍したい所存ですので、是非ともよろしくお願い申し上げます。
末筆ではございますが、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
敬具
〒111-1111 東京都杉並区○○○
山田 太郎
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